Doubt 中啓

中嶋さんの部屋の風呂のシャンプーが切れたから、俺が使ってるのを持ってこいって言われたんだけど……
あっ、珍しくドアが少し開いてる。あれ?中嶋さん、誰かと話してるみたい
誰だろ……こんな夜に

お前、可愛いな……もっと側に来い……いい子だ……ほう、柔らかいな
触り心地がいい。もう少し触らせろ……
目が大きくて顔も小さく、身体も実にスマートだな。気に入った

(まさか……デリバリー何とかってヤツ?!……寮に?!
昨日も俺のこと散々抱きまくってたけど、俺だけじゃ満足出来ないのかな……
俺、イヤだよそんなの……)

そうだ、いいものをやろう……とっておきのものだ
……ん?嬉しいのか。いい顔だな……チュ


(ええっーー!今、チュってした?!)

……いい匂いがするな、お前は。高価そうなシャンプーの匂いだ
今、切らしているんだが、今度母親がやっているサロンのシャンプーを持ってきてやる
この部屋の風呂で洗ってやるよ。あれも俺が好きな匂いだからな。お前にその匂いをつけてやる

(俺以外の誰かと二人で中嶋さんの部屋の風呂に!?許せない!!)
なっ、中嶋さんっ!?俺っっ!浮気なんて絶対!絶対!許しませんからねっっ!!!!

ガチャ!ドタドタドタ!!!


ノックも無しに何だ?うるさいヤツだな


にゃ〜ん♪ゴロゴロ……


あ……ネコ……?!え?今、このネコに話かけていたんですか?


ああ、そうだ。迷いネコらしいが


本当にネコに話かけていたんですか?
(誰か隠れてないだろうなっ、ベッドの下とかっ)キョロキョロ


だからそうだと言っただろう

じゃあ、いいものをやるってまさかゴクゴク飲んでるミルクのこと……?
(チンポじゃなくて?)
中嶋さん、ネコにはこんなに優しいのに、俺には……

お前には毎日俺のチンポミルクを直接上下の口移しで与えてやってるだろうが
一滴残らず嬉しそうに飲み干す癖に


そっ、それは……


そんなことより、お前俺が啓太以外の誰かと何かやましいことをしているとでも思ったのか?ん?


い、いえ……アハハ、そんなことあるわけ……


お仕置きが必要だな。それもとびきりハードなものを


ゴクっ……


お仕置き中



お前のいやらしい穴がどんな風に俺のを飲み込んでいるか
猫に見てもらおうじゃないか

あぁっ、こんなっ……ダメっ……
俺のお尻の穴に中嶋さんのチンポが挿ってるの見えちゃうぅ!!
チンポが出たり入ったりしてるのも音も全部聞かれちゃうぅぅ!!

ああ、もうすっかり釘付けのようだぞ……
耳をそばだて、目を皿のようにして俺たちが繋がっているただ一点を見つめている
ふっ……こっちに来たぞ、啓太

ホントだ……っ……あっあぁっ……
この猫、俺たちが繋がってるとこの匂い嗅いでるっっ
いやだぁっっ、ああぁんんっっ

啓太の尻からいやらしい匂いがするからだな
男の身体を貪る淫乱の匂いが
俺がそこを舐めてやる時いつもそういう匂いがするんだよ

そんなこと言わないでくださいっっ……
あぁっんんっっ……中嶋さん、もっとぉぉっっ!!

猫に見られ聞かれ嗅がれ……啓太もだいぶ興奮してきたな
おい、そこの猫、心も身体も両方の快感を得るにはどうすればいいか
俺たちが教えてやるからしっかり学んでいけよ

ぐちゅっ、ぐちゅっ、ずちゅっ、ずちゅっ……

ああぁっ、あぁっ!あぁっ!!
中嶋さんっ……もう俺っ!!!

よし……一緒にイってやるから
思う存分出せっ、啓太っっ!!!


で、出るぅぅっっ!!!あっ、ああっーーーー!!!!(どぴゅっ……びゅるるっ!びゅるっっ!!)



事後のいちゃこらタイム……


ふぅ……もう中嶋さん……ネコに見せ付けるなんて……


あんなに感じておいて何を言っているんだ
あの猫、啓太と俺が繋がっているところを相当の間凝視していたぞ

……うぅ、確かに見られて感じちゃいましたけど……
あっ!そうそう、中嶋さん、俺シャンプー持ってきたんですよ
忘れるところでしたよ!はい、これ

ああ、すまないな
でも、まあ部屋の風呂のシャンプーがすぐ切れるのはお前も使っているからなんだが
お前、髪が多いしな

グシャグシャ

あっ……もうやめてくださいよぉ♪
よし、俺だって中嶋さんの髪っ

ふっ、甘い
チュ……っ……


っ……んんっ……中嶋……さん……


好きだ……いや、隙だらけだな、啓太 


えっ、あっ!今、中嶋さん、好きだって言いませんでした?!


……さあな


嘘!絶対言った!もう一回ちゃんと言ってくださいっ


お前がちゃんと聞いてなかったのが悪い
……さて、シャワーを浴びるぞ啓太、お前のシャンプーを待っていたんだからな


むぅ……いつも不意打ちなんだから


何すねてるんだ


中嶋さんのせいじゃないですか

ふっ
啓太、立てないのなら……無理矢理風呂場へ引っ張っていくぞ

うわっ……腕っイタタ……な、中嶋さんっ……た、立てますって!
あ、あのシャンプーなんですけど俺が使ってるの安いやつなんですけどいいんですか?


構わん。お前と同じ匂いがするのであれば、な……


中嶋さん!それって……

ギュ……(←抱きつく)


お、おい、啓太……


すごく嬉しいです……中嶋さんっ


まったくお前は拗ねたと思ったら喜んだり忙しいヤツだな


えへへ……機嫌が直ったので、俺、中嶋さんの身体洗わせていただきます!


ほう……それじゃあ、ここを手で重点的に、泡を沢山盛って扱くようにな
(ビクっビクっ)


って……そこはっ……あぁっ……もうこんなにっっ



2008.07 Laguna
猫に優しい中嶋……個人的にちょっと萌えです(笑)


BACK