中嶋「はっ!」
パコーーン!
30-0
啓太「中嶋さん、凄い……テニス部の人から余裕で点を取ってる。
(カッコいい……更に惚れちゃったかも……お腹ちょっと見えてたし♪)」
成瀬「ふうん。中嶋さんも結構やるもんだね。」
啓太「あ、成瀬さん。中嶋さんの相手の人、結構強いんですか?」
成瀬「うん。彼もテニスでここへ入学した人だからね。」
40-0
啓太「あっ!まだ中嶋さんに得点が。」
成瀬「ふぅ……ハニーは中嶋さんに目が無いんだね。
(ファーストキスの相手がすぐ側にいるというのに。
……もう一回久しぶりにキスしちゃおうかな。
中嶋さん、テニスに集中していてこっち見てないようだし……)
……ねぇ、啓太?」
啓太「何ですか?
……(って……成瀬さん、顔近い……まさか、またキス……)」
中嶋「……!(怒)」
シュッ……!!!
サーブのボールを思い切り成瀬の方向へ飛ばす
啓太「わっ……危ない成瀬さんっ!!!!!」
成瀬「……っと。(瞬時に避けて事なきを得る)
ちょっと!中嶋さん!!危ないじゃないですか!!」
中嶋「俺はちゃんと見ているぞ、成瀬。何をしようとした。
今すぐに啓太から離れるんだ。」
成瀬「はいはい。」
啓太「(わ……中嶋さん……俺、嬉しいかも♪)」
中嶋「啓太。自惚れるなよ。これが終わったら俺の部屋へ来い。
お仕置きだ。」
啓太「ええーーーー!?何で俺がお仕置きなんですかっ!!」
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