中嶋:キスしたいんだろ?その顔。たまにはリードしてみるか?
啓太:そんなに、激しく動かされながら、キスなんて、出来な……んっ……

俺が中嶋さんに乗ってる騎乗位の最中
最初は頑張って俺から動いていたけど、どんどん中嶋さんのほうが突いたりグイングインしてきたりして
俺はしがみついて耐えるしかなかった状態でのこと
中嶋さんは首を少し起こして自分の唇で俺の唇を捕まえる形で、俺の言葉を遮ってきた
それに観念して俺からも口唇で中嶋さんのほうに力を返すと
中嶋さんは再び頭を布団に置いて、俺からのキスを誘う
どうすれば中嶋さんを満足させるキスが出来るだろう、といろいろ考えたりしてもたもたしていると、
痺れを切らした中嶋さんの舌が容赦なく口の中を割って這い回ってくる……吸ってみろってことだろうけど、
中嶋さんの腰は小刻みに揺らしたり、大きく出し入れしてくるので、その度に”んっっ……”って反応しちゃって、
それが気持ちよすぎてホントは もうキスをどう上手くしようか何て考えていられない……
俺は考えるのをやめて、ただ大好きな中嶋さんとより深い接合を求めていった
夢中で舐めてしゃぶって吸って、自分がして欲しいことを全部、中嶋さんにした
そうすると舌も唇も中嶋さんを受け入れているところも全てが、グっと感度を増していくのがわかったんだ
身体が弾むほどに動かされても、唇でもエッチしている感覚になってしまって、ちょっとやそっとじゃ離れない
背中には中嶋さんの腕がしっかりと回されガッチリと抱かれた
俺はもちろん、気づけば中嶋さんの吐息もかなり乱れていて、時折耳に甘い吐息が入ってくる
一層強い揺さぶりが始まると、その拍子で少し唇同士に隙間が開いて、
しばらく声を出していなかった分、普段より大きめの悲鳴みたいな声が漏れてしまって、自分でそれを聴いてさらに興奮していった

啓太:あぁぁぁぁっっ!アァンンっっ……アァッ!!あぁぁぁぁっっ!!!

中嶋:そんなに感じてるのか……いいキスだったぞ、啓太。そろそろ……イカせてやるよ

肌同士がパチパチと音が鳴るほど何度も打ち付けられる
中で更に存在を増した中嶋さんの熱と質感、そしてその雄々しい物理的な刺激に俺の性的興奮が最高点に達した

啓太:中嶋さんっ……イ、イクっっ、イっちゃいますっっ!あっ、あぁっ!あぁ、あぁっっっ!!あああぁぁぁぁっっっ!あぁ、あぁっっっ!!
(あっ……中嶋さんもっ……俺の中に……っ……)


Laguna 2014.10